活動報告
mother dictionaryが運営サポートを行っております、
手の長いおじさんプロジェクトの活動報告です。
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2022.4.2
3月に開催した器の頒布会について、読売新聞、東京新聞、山陽新聞からご取材いただきました。
〈3/6 読売新聞掲載〉
コラムにて、プロジェクトの背景や思いをご紹介いただきました。〈3/28 東京新聞掲載〉
頒布会当日取材に来ていただきました。器を受け取りに来てくれた子たちからの言葉や、
頒布会の様子やプロジェクトの思いをご紹介いただきました。 -
3月5日(土)、6日(日)に、器の頒布会を開催しました。
今回は、この春、養護施設や里親の元を卒業する18歳の子どもたちへの頒布会とさせていただきました。
器やグラス、お箸など、14名の作家さんたちがお送りくださった「ハネモン」は、のべ400点を超えていました。頒布会当日、最初は少し離れて眺めていた学生さんたちも、一つ器を手に取ると、
惹きつけられるように次々と器を手に取り、いろいろな角度から眺めてみたり、もう一度握り直してみたり。
手作りならではの器の味わいを楽しみ始めたようでした。「すごく手に馴染む…」と小ぶりの湯のみを手にした子。
「これにはアイス入れたい」と、綺麗なガラスの器を手に取る子。
料理が好きだという男の子は、淡い色合いの大皿を選んでいました。これならパスタにも使えますよね、
と、盛り付けのイメージまでしっかり。
新しい生活をとてもリアルにイメージしながら、丁寧に迷いながら器を選んでいたのが印象的でした。18歳。この先、楽しいことばかりではないかもしれないけれど、毎日必ず向き合う食事の時間が、
器を通して、器でうまれた人とのつながりを通して、少しでも楽しく、豊かに、穏やかに。
そんな時間になったら嬉しいなと願っています。また今回は、読売新聞、東京新聞、山陽新聞からの取材も入り、
本プロジェクトへの理解や興味が少しずつ広がっていることを嬉しく思いました。
引き続き、注目していただけたら嬉しいです。2日間に渡り、あたたかな気持ちの交流の時間を持つことができ、巣立ちの時に立ち会い、
応援のお手伝いができたこと、とても嬉しく思います。ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました!
器を提供くださった作り手のみなさま
・石川昌浩/吹き硝子 @msh614kw
・伊藤嘉輝/吹き硝子@seiko1999glass
・井上尚之/陶器 @fumotogama
・郡司製陶所/陶器 @tsunehisa_keiko_gunji
・小島鉄平/陶器 @teppei.kojima.9
・平岩愛子/ガラス@rainbowleaf_2009
・松本かおる/陶器 @runkao_
・松形恭知/陶器 @sanmyougama
・十場天伸/陶器@tenshinjuba
・十場あすか/陶器@asukajuba
・鈴木稔/陶器 @works_products
・伊藤丈浩/陶器 @itomashiko
・坂本創/陶器 @so_sakamoto
・松本行史/木工 @takashi_matsumoto
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手の長いおじさんプロジェクトの活動の主軸である、
児童養護施設の卒業生に器のギフトを手渡しする活動を今年度も予定しています。この春施設を卒業してひとり立ちをしなくてはならない子どもたちに
直接、器を手にとって選んでもらうことを通して、
手仕事の器の取り扱い方や、作り手さんや技法のことなどの器が作られた背景をお話ししながら
さまざまな人たちが応援しているよという気持ちを伝えることができたらと思っています。また、そんな手の長いおじさんプロジェクトの活動が、
手仕事の器を使う未来を創造していく機会となれば嬉しく思います。・・・
<器のギフトのお渡し会について>
日程:2022年3/5(土)、3/6(日)
場所:景丘の家(渋谷区恵比寿4-5-15)
対象:児童養護施設を今年度で卒業する子どもたち
要予約:器のギフトご希望者を受付中です。info@motherdictionary.comまでお問い合わせください。
*会場にお越しいただき、直接器を選んでいただく形を予定しております。・・・
<今回ご協力をいただける作り手の方々>
・石川昌浩さん
・伊藤丈浩さん
・伊藤嘉輝さん
・井上尚之さん
・郡司製陶所さん
・小島鉄平さん
・坂本創さん
・十場天伸さん
・十場あすかさん
・鈴木稔さん
・平岩愛子さん
・松形恭知さん
・松本かおるさん
・松本行史さん\作り手さんから、続々器が届き始めています!/
▼昨年度の様子
2022.1.19