「物・語り」
時を旅してきた素材から感じる物語を“服”や“アクセサリー”として綴り、その想いを感じ、纏(まと)う者が新たな物語を綴る。費消され得ぬ「物・語り」のある物創りが、人と人を綴れればと、、
Kimiko Yamashita
建築を学び、内装デザイン会社に勤務。
その後、パリを中心としたクロージングとアクセサリーのバイイング業務を行う。そのかたわら、お針子であった母の影響もあり、服飾のデザインを独学で学び、M.D業務をえて、’00年独立。
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‘00年、ブランドを設立。
商業的な手段や工業的な規格にとらわれない、もの作りを志向し、
「手仕事の痕跡」を添えたアイテムを展開。
‘03年、創り手とお客様との“臨情感”を織りなす場として、表参道にatelier&salonを開設。‘16年、“暮らし”に根差したモノ創りを視座に、新たなる空間を求め、新たなる展開をre-start。
作品たちについて、、、
この手で集められたアンティークのパーツや素材。それらから聞こえてくる物語を大切に。
そして琴線に触れたモノコトを積み重ね、削ぎ落として行く。
言葉として表現できない部分を表現出来たらと。
*新たなる地
その地は、東京都豊島区要町。昭和初期には、100軒余りの貸しアトリエがつくられ、いくつものアトリエ村が散在していたそうです。
1920年代、芸術の中心地であったパリのモンパルナスになぞらえ、詩人小熊秀雄によって「池袋モンパルナス」と名付けられていました。