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中津箒は原料であるホウキモロコシを全て一貫して自社生産し、製造も職人の手作りで行っています。
国産のホウキモロコシの穂先はとても柔らかく箒に最適ですが、現在では目にすることが少なくなっている素材です。
ホウキモロコシは初夏に種蒔きを行います。成長が早く、一ヶ月半ほどで収穫を迎えます。収穫作業は真夏のいちばん暑い時期に行われ、収穫した穂を脱穀して三日ほど天日干しにし、その後一年間の箒の材料になります。
このホウキモロコシの穂先を丁寧に揃えて編み込んで箒を作り、稀少な国産の素材と伝統の職人の技を繋いで行く活動をしています。
横畠梨絵(中津箒職人)
2012年より箒作りを開始。 2014年日本民藝館展奨励賞受賞。 http://shimingura-tsuneemon.biz