地域のこどもと家族が集い、みんなでつくってみんなで食べる、楽しい「食育」

こどもたちの豊かな暮らしを支えるために、食にまつわる経験はもっとも大切にすべき要素のひとつだと私たちは考えています。マザーディクショナリーが運営する「景丘の家」(恵比寿)と「代官山ティーンズ・クリエイティブ」では、それぞれの施設の特徴や運営の形式に合わせながら「こども食堂」を実施。あたたかくおいしい食卓をこどもたちと一緒につくっています。

「景丘の家」では、旬の有機野菜を中心に日本の郷土料理や世界のごはんといった多彩なテーマで毎月一回開催。こども・保護者、ボランティアのみなさんと一緒に料理をし、「いただきます!」とみんなで囲む食卓は、いつもたくさんの笑顔に包まれます。用意されたものをただ食べるだけでなく、つくる楽しむと知る喜びも経験しながら、食を通した交流の時間を提供しています。

また、「渋谷区こどもテーブル」事業の本拠地として、こども食堂の団体へルームレンタルも行っています。

中高生の来館も多い「代官山ティーンズ・クリエイティブ」では、学校帰りにお腹を空かせて遊びに来るこどもたちと一緒におやつやごはんを楽しみます。料理家や食にまつわるクリエイターに参画いただき、「食のプロ」の話を聞いたり技を教わったり、貴重な経験をしながらみんなで楽しむすてきなひととき。おいしいにおいが漂う幸福な空間をみんなで創っています。

各施設で使用する器は「手の長いおじさんプロジェクト」で作家から寄付いただいた作品たち。丁寧な手しごとで生まれるあたたかく凛とした器を使うことも、豊かな食育につながることを実感しています。

代官山ティーンズ・クリエイティブ「ミート・ザ・おやつ」>>

景丘の家「こども食堂」>>