誰にとっても「居場所」のある社会を目指して
私たちマザーディクショナリーは、長年こどもたちの「居場所づくり」に心を砕いてきました。だからこそさまざまな環境下で暮らすこどもやその家族に出会う機会が多く、彼らの声に真摯に向き合いながら、私たちにできるサポートのあり方を常に模索し、活動を続けています。たとえば、陶芸家との繋がりと信頼関係から始まった「手の長いおじさんプロジェクト」では、養護施設などを卒業する18歳のこどもたちに、作家から譲り受けた器を届ける活動を行なっています。ほかにも「こども食堂」や「フードパントリー」を手がけるなど、誰にとっても心地よい「居場所」を提供することを目指しています。
作り手の思いを伝え、こどもたちや配り手へ繋ぐ「手の長いおじさんプロジェクト」
気づかないくらいの小さな傷がある器を作家から譲り受け、養護施設などのこどもたちに届けるプロジェクト。自然に寄り添ったもの作りを続ける作り手と、もらい手のこどもを繋ぎ、多くの人が応援していること、立ち寄れる居場所があることを伝えています。
地域のこどもと家族が集い、みんなでつくってみんなで食べる、楽しい「食育」
こどもたちにあたたかい食卓をと、各地で広がりを見せている「こども食堂」。マザーディクショナリーが運営する「景丘の家」「代官山ティーンズ・クリエイティブ」では、それぞれの施設の特性に合わせ、クリエイティブでおいしい食卓をこどもたちと一緒に作っています。
支援を必要としている方に食材を届ける「フードパントリー」をサポート
私たちが空間づくりから運営までを手がけている「景丘の家」は、「フードバンク渋谷」の食品配布場所のひとつにもなっています。提供される食品の受け取りや仕分け・配布などをスタッフが担当し、支援を必要とされている方々と交流しながら、心をこめて対応しています。