YATO「500年の学校」

 

心がほどけ、ひらいていく。
人生の中の「余白の時間」
「フォルケホイスコーレ」をモデルにした『500年の学校』

 

多様な体験や出会いから
未知なる自分と出会い
人生がふくよかになっていく

継続的な営みの中で、豊かさに触れ、心の寄り道をしながら、
わたしたちの「今、この時」を捉えなおす取り組み。

2024年11月に開講したYATO「500年の学校」
コンセプトデザインから、プログラムの全体設計、コンテンツの企画・制作・運営をマザーディクショナリーが行いました。

主 催 / 社会福祉法人 東香会 簗田寺
企画・制作 / 株式会社マザーディクショナリー
協 力 / 合同会社めて

>>YATO「500年の学校」HP

 

YATO「500 年の学校」
大人のためのフォルケホイスコーレのはじまり

地域に根ざし開かれた寺院として文化・社会事業も行う簗田寺 が、持続可能な交流の循環と賑わいの創出を目指す「YATO プロジェクト」。アーティストとの多様なネットワークを持ち、幅広い世代へ向けた体験の提供と居場所づくりを通して「未来へ の種まき」をおこなってきたマザーディクショナリー。
重ねてきたご縁や経験を繋ぎ、より良い未来の可能性に向けた 長期的な試みとして、デンマークを発祥として北欧に広がって いる国民のための学校「フォルケホイスコーレ」の考え方を取り入れ 、YATO プロジェクトの核となる「500 年の学校」を立ち上げました。

東京・町田、簗田寺の里山を舞台に自然豊かな環境の中で、1 年を通して個性豊かな講師をむかえ、アート、哲学、食、自然、サスティナビリティに触れ、社会に求められるスキルを得るために学ぶのではなく、他者との対話(ダイアローグ)、自己と向き合う体験を通し、ありのままの自分と他者も社会も大切にする心、個性・感性を伸びやかに育み、より豊かで文化的な循環を創造するプログラムを構築しました。

歴史と物語の深い谷戸に身をおくこと。場や人と対話をすること。自分を見つめたり、そらしたりしながら、人の心にふれたり、離れたりすること。500 年という悠々とした時の流 れの中、自分が自然の一部であることに気がつき、いつのまにか心も身体もほどけていく。 継続的な営みの中で、豊かさに触れ、心の寄り道をしながら、わたしたちの「今、この時」を捉えなおします。

「YATO プロジェクト」の目指す 500 年先も続く、人の循環と賑わいの場を育む学校。
それが『500 年の学校』です。

 

人生がふくよかになっていく多様な講座、個性豊かな講師陣。

日常から離れ自然豊かな簗田寺で、さまざまなジャンルの個性あふれる講師陣と、わたしたちの「今、この時」を捉えな おすための多様な講座。講座の開催は月に1 回。芸術、哲学、 食、自然、からだ、ものづくりなど、1 年間全12 回を通して体験を重ね、歩んだ道や、心の広がりを感じていただく内容です。

 

『500年の学校』講師陣   *50音順

在本彌生 / フォトグラファー
金沢健一 / 彫刻家
コムアイ / アーティスト
齋藤紘良 / 簗田寺 副住職、保育園理事、音楽家
齋藤美和 / 「しぜんの国保育園 small village」園長
相良育弥 / 株式会社くさかんむり代表取締役、茅葺き職人
佐々木有美 / アーティスト、科学館職員
下中菜穂 / 造形作家 暮らしの手仕事、伝承行事研究
ソーヤー海 / 共生革命家
永井玲衣 / 哲学者
野村友里 / 料理人
平井かずみ / フラワースタイリスト
宮田尚幸 / 風と地と木合同会社代表、ソーシャルデザイナー
安田有吾 / 書楽家
和田夏実 / インタープリター

・・・and more

 

1日の過ごし方

ゆったりとした時間が流れる簗田寺の境内や里山で1日計6時間、グループワークや対話を中心に、さまざまな活動を行います。いつのまにか心がほどけ、深い気づきが生まれているはずです。

【午前】坐禅や里山散策で、身体と心をほぐして整える
【昼食】精進料理や、焚き火を囲んでの食事で季節のめぐみをいただく
【午後】芸術や哲学、食、自然など、多様な切り口からプロフェッショナルの講師と共に体験を重ねる
【ダイアローグ】仲間との対話を通し、1日の学びや気づきを深める

 

『500年の学校』は、2024年の秋に大人のためのフォルけホイスコーレとして大人向け学校として開講し、2026年からは親子向けの学校も開講準備を進めています。

多様な出会いや体験を通して未知なる自分と出会い、人生をふくよかにしていくための人生の学校として営みを続けていきます。

次の500年に思いを馳せて。