手の長いおじさんプロジェクト

活動報告

【実施報告】「うつわとお洋服のお渡し会(1/25)」を開催しました。

2025年1月25日(土)
「うつわとお洋服のお渡し会」1日目を開催しました。

児童養護施設や里親家庭などから独り立ちする方、
自立援助ホームや母子生活支援施設を利用されている方に
「景丘の家」までご来場いただき、器とお洋服をお渡しすることができました。

こどもたちは、それぞれにじっくりと悩んで楽しみながら、
これからの新生活を思い浮かべながら、うつわやお洋服を選んでくれました。

当日には「手の長いおじさんプロジェクト」発起人の石川昌浩さんも
岡山から応援にかけつけてコップへの名入れをしてくださいました。

また、イラストレーターのOsakuさんによる似顔絵コーナーも。
こどもたちとお話ししながら、選んだばかりのお洋服を着てもらったり、
好きなものと聞いて一緒に描いたりと、イラストと同じく温かな雰囲気を作ってくださいました。

一つひとつ違う手作りの器。
「たくさん並んだ器から、作った方のパワーや思いを受け取りました!」
という喜びの言葉には、私たちも力をもらったようです。
付き添ってくれた職員さんにプレゼントしたいと、自分の器をひとつ分けてあげた男の子もいたり、
さまざまな交流が生まれ、印象的な場面に立ち会うことが出来ました。

また、お洋服についてもたくさんの素晴らしいアイテムをご提供いただきました。
一人で選ぶのは心細くても、「お渡し会」では着こなしを相談できる強力な味方がいます。
モデル事務所・フライディの加藤ゆりかさん、Pippi さん、原田美和さんと、
モデルの樋場早紀さんにご協力いただき、一人ひとりとお話ししながらフィッティングの
お手伝いをしていただきました。
社会に出たときをイメージしながら、これまで持っていなかったお洋服との出会いもあり、
新しい挑戦をしてほしいという応援のメッセージも込めてお贈りすることができました。

 

器の世界では、それぞれに関わる人たちを「作り手」「配り手」「使い手」と呼びます。
その「手」を少しずつ伸ばしあい、つなげていくことを目指して、 石川さんが始めた「手の長いおじさんプロジェクト」。

作り手、企業、運営ボランティア、さまざまな人たちの気持ちが合わさり、
お祝い・応援の気持ちが随所につまった会を開催することができました。
あらためてみなさまのご協力に、お礼申しあげます。

***

|手の長いおじさんプロジェクト「うつわとお洋服のお渡し会」2025
開催日:2025年1月25日(土)と2月15日(土)
場所:景丘の家

2日間合計で約50組の方にご来場いただき
器とお箸を約350点 、お洋服を約400点をお贈りしました。

|ご参加いただいた作り手・企業
▼うつわ、カトラリー
石川昌浩/飯高幸作/伊藤丈浩/伊藤嘉輝/井上尚之
故金あかり/郡司製陶所/小島鉄平/久野靖史/坂本創
十場あすか/壷田和宏/壷田亜矢/平岩愛子/松形恭知
松原竜馬/角田淳/松本かおる/松本行史/山口和声/米原暁雄

▼洋服、ファブリック
BIGI/enrica/homspun/HOSU/株式会社ディティジェイ
MEN’S BIGI/MELROSE/YARN HOME

▼イラストブース
Osaku

問合せ: info@motherdictionary.com
運営:株式会社マザーディクショナリー

▼フォトレポート・動画(手の長いおじさんプロジェクト_インスタグラム)
https://www.instagram.com/tenagaojisan/