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お知らせ

2026.07.30

REPORT

第4回「若者検討会」レポート

思いの掛け合わせが、ひとつの空間になっていくー。


4回若者検討会では、個人で表現してきた「場」のイメージを、グループごとに実際の空間イメージにまとめていく回となりました。
開始前には、第3回で作成した一人ひとりのコラージュをぐるりと囲み、検討会メンバーはじめ、関係者みんなでコラージュをじっくり眺め、
自然と意見を交わしてそれぞれの考えを伝え聞き合います。

今日の目的は、場の目的ごとにグループに分かれて大切な要素を絞り込み、グループで大きなひとつのコラージュを作り上げること。

各グループには、STKハイツの平面図が貼られた模造紙と、空間のサイズ感を把握するための人物模型が置かれています。
前回個人でつくったコラージュを各自が持ち寄り、空間の方向性をすり合わせる話し合いは予想以上に白熱し
過去3回の積み重ねが、より成熟した意見交換の場を創り上げていることを感じます。


グループの方針がある程度固まると、
図面に直接書き込んだり、イメージ写真を直接貼り合わせたり、実際の空間に、これまで積み上げてきたアイデアを当てはめていきました。

柱や壁、窓やバルコニーといった図面上の既存の要素に、これまでの各自のアイデアを、動線を含めてどう組み合わせていくのか。
考えることが一気に増えて、ますます時間が足りません・・!

検討会の後半では、グループで作り上げた1枚のコラージュを広げながら、若者たちが自らの言葉でその意図とこだわりを発表していきました。

テーマ別の「場」のイメージがひとつの形になったところで、運営者・設計者・世田谷区それぞれから、大切にしたい視点が共有されました。

運営者からは、日常と非日常の場のあり方、衛生面や支援施策、長期的な運用を見据えた視点。
設計者からは、法令やバリアフリー、防災への配慮。
世田谷区からは、既存施設との兼ね合いや区がもともと考えていた事業コンセプト。

空間の実現に向けて、どういったポイントを押さえる必要があるのか、より現実的で具体的なマインドセットがなされました。

また、学識経験者からは、居場所にとって大切なことの一つは「自分たちで場のデザインの自由度を持てること」であり、
それを反映した意見がたくさん出ていたとのことで、これまでの積み重ねが確かな土台になっていることが改めて感じられました。

 

初回は抽象的であった検討内容が、言葉やカードで可視化され、コラージュでより詳細なイメージが作られ、
ようやくグループとしてひとつの空間イメージとして表現された今回の検討会。

次回は、より具体的な平面プランを想定し、これまで大切にしてきたこだわりをどのように現実的に落とし込んでいくのか。

検討会は次のステージへと進んでいきます。