2026.07.18
第3回「若者検討会」レポート

会場に入るとまず目に飛び込んでくるのは、壁一面にはりめぐらされた写真の数々。
「場」のイメージを具現化するために、参加者や、設計者・運営者が集めてきたイメージ写真を、目的ごとにジャンル分けして掲出し、会が始まる前に、参加者には自由に眺めてもらいました。
ひとりひとりの手元には、前回までの「大切にしたい場」をマインドマップのように6つの場に整理した資料が配られました。
今日の目的は、この言葉たちを具体的な空間に落とし込めるよう壁の写真を使って自由にコラージュで表現すること。仲間と対話しながら磨き上げてきた前回までのグループワークとは異なり、今回は直感的に取り組む個人ワークがメインになります。
まず最初のワークは振り返りの対話。
前回の内容をもとに、事務局が設定した場のテーマをまとめた資料を見ながら、近くの席の人とそれぞれの場の役割や関係性について語り合い、自分が今日どの「場」のコラージュに取り組みたいかを考えました。
設定された場は「みんなでご飯、カフェ、こども食堂」「クリエイティブな活動、好き・やりたいの発見」「地域つながり・世代間交流」「人や機会の出会いと交流」 「勉強やワーク・集中できる場」「それぞれの居心地、相談、チル」の、6種類。
「どの場にも思い入れがあって、一つに絞るのが悩ましい」。
そんな声が聞かれるほど、これまでの思考の蓄積を感じさせる場面でした。
選んだ場をもとに、早速6つのグループに分かれて「空間のコラージュ」の個人ワークへ。コラージュとは、切り貼りするという意味。会場の壁一面に並ぶ大量の写真の中から、作りたい場に合うと感じるものを自由に切って貼って、時には書き込みを加えながら、自分の思い描くセンターを思い思いに表現していきます。
言葉をベースにした抽象的なイメージから、より具体的に視覚面での表現へ。
検討会のメンバーは施設デザインに関心を持つ人も多く、今まで以上に勢いよくコラージュを仕上げていく人もいれば、迷いが生まれ、何度も写真を探しに行きながら、じっくりとコラージュを仕上げていく人も。 それぞれのペースで、多様な「場」が紙の上に立ち上がり、完成したコラージュはグループ内で共有。ファシリテーターや他の参加者からの言葉で、アイデアがさらにブラッシュアップされていった人も多かったようです。
それぞれのバックグラウンドを持つ参加者から言葉で紡がれてきた想い。
それが写真の組み合わせという形を得て、少しずつ輪郭を持ち始めました。
次回、同じグループの仲間とひとつのコラージュをつくり、個々の想いがどう重なり合っていくのか、期待が膨らみます。











