2024.10.8 Tue – 10.13 Sun
11:00-18:00 (Fri 13:00-18:00、Sun 11:00-17:00)
会場|Gallery on the hill
本展では「音と振動」をテーマにした作品を展示・販売いたします。
様々な形に溶断された鉄板の作品《音のかけら》は実際に触れて、鉄の形の中に潜む音を楽しむことができます。鉄の形の違いにより形作られる音や余韻に耳を傾けてみましょう。
200年ほど前にドイツの科学者クラドニにより発見された「クラドニ図形」は振動の物理現象を可視化したものです。これを元にしたドローイング作品では振動が作り出す曲線の重なりの中に目に見えない音や振動の揺らぎを感じます。他にクラドニ図形のパフォーマンス映像や実際のクラドニ図形の展示、ワークショップから音や振動の世界の不思議さや面白さを堪能していただきたいです。
30年以上「音や振動」をテーマにした作品を制作していますが、見ること、聴くこと、触れることの感覚を通して、「素材や音」や「音や音楽」、さらに私たちの周りの世界に、目と耳と手が開かれていければと思います。
金沢健一 / 彫刻家
工業製品としての金属を素材に、幾何学的な形態による構成的な作品、またそれと並行して、 不定形に熔断した鉄板から音を発見する《音のかけら》、振動の物理現象であるクラドニ図形を利用した《振動 態》など
視覚、聴覚、触覚を結びつける作品を制作する。近年ではマリオネットによる作品も試みている。 多くの美術館で展覧会、パフォーマンス、ワークショップを展開している。音楽家や舞踊家とのコラボレーションも多い。
1956 東京都生まれ
1979 東京藝術大学美術学部工芸科鍛金専攻卒業
1981 東京藝術大学大学院美術研究科修了
現在、東京造形大学非常勤講師、東北芸術工科大学非常勤講師、日本大学芸術学部非常勤講師
▶︎WORKSHOP
10.9 wed. 18:30-20:30
「振動という出来事/金沢健一」
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