振動という出来事

 

私たちの周りは音で満たされています。物体や空気などの振動が音を形作っています。

 

振動とはどのような現象なのでしょうか?

 

視覚的に美しいかたちで現れる振動の現象に「クラドニ図形」があります。

 

例えば、砂を撒いた鉄板をスーパーボールでこすり振動させると、砂はある部分で拡散し、またある部分に集まり、そこに不思議な模様が現れます。

 

これは「クラドニ図形」と呼ばれる振動の物理現象で200年ほど前にドイツの科学者クラドニにより発見された現象です。

 

ワークショップでは振動を体で感じ、円、正方形の鉄板を振動させて様々なクラドニ図形を体験します。

 

 

 

「振動という出来事/金沢健一」 *事前申込制
日程:
10.9 wed.
時間:18:30-20:30120分)  
参加費:8,800円(税込)
会場:エキシビションルーム

 
*お申し込み受付中
*おひとりさま1講座まで
 



講師
金沢健一 / 彫刻家

工業製品としての金属を素材に、幾何学的な形態による構成的な作品、またそれと並行して、 不定形に熔断した鉄板から音を発見する《音のかけら》、振動の物理現象であるクラドニ図形を利用した《振動 態》など
視覚、聴覚、触覚を結びつける作品を制作する。近年ではマリオネットによる作品も試みている。 多くの美術館で展覧会、パフォーマンス、ワークショップを展開している。音楽家や舞踊家とのコラボレーションも多い。
1956 東京都生まれ
1979 東京藝術大学美術学部工芸科鍛金専攻卒業
1981 東京藝術大学大学院美術研究科修了

現在、東京造形大学非常勤講師、東北芸術工科大学非常勤講師、日本大学芸術学部非常勤講師

 


 

▶︎同時開催 EXHIBITION
金沢健一 |音のかけら -見る音 聴く音 触れる音-
2024.10.8 Tue – 10.13 Sun
11:00-18:00 (Fri 13:00-18:00、Sun 11:00-17:00)
会場|Gallery on the hill
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