瀬戸口しおりの母ちゃん日記/瀬戸口しおり

第9回 料理とDVD

瀬戸口しおり
宮城県生まれ。
セツモードセミナー在学中に「諸国空想料理店 kuukuu」に入り料理の道へ。
夫、息子の3人家族。
「私の手料理」アノニマ・スタジオ刊。

 

 何でもない毎日の中で見つけたもの・感じたこと

第9回 (2011.10.04)

料理とDVD

あの地震から7カ月・・・・あの時はなんだかものすごく時間を圧縮したようなすごく重い空気に包まれていた気がする そしていろんな情報や映像に息子はなんだかちょっと不安定になっていた気がする そんな時、テレビを見るのはやめてその空いた時間を使って一緒に料理を作ることにした 初めてのトマトスパゲッティは、玉ねぎを切る時なんかすごくハラハラさせられたけれど 想像以上に上手に出来上がった 「おいしかった~ありがとう」と息子に言ったら息子の顔が柔らかくなって 「誰かに食べてもらえるのは幸せなんだね」とつぶやいていた そしてN君が飛行機で見て最後まで見れなかったゴールデンスランバーを DVDで三人で見た 私の故郷の仙台が舞台で映画で見た広瀬川は昔のまんまだった

夏休みのお弁当

この夏は本作りをしていて、本の中のレシピを使ってお弁当作りをする日が多かった 果物を入れてほしいとのリクエストに今年はパイナップルが気になり かなりの頻度で入れていたら、夏バテにパイナップルがいいとテレビでやっていた エアコンもあまり使わなかったから、きっと身体が欲したのかもしれないなあ 身体ってすごく正直だなあと思う 今年はすいかもよく食べた・・・・ そんなに好きじゃなかったすいかが食べたくなったのには理由がある すいかは食べると身体の熱がとれていくのが、すごくよくわかるからだった ほってた熱をさーっと流すような感覚が面白かった

滝すべり

今年の夏は1週間別府に帰省し念願だった滝すべりに行ってきた N君も小さい頃に夏になると遊びに来ていた所だ 天然の川(滝)が滑り台にちょうどいいのだけれど、大人は身体が固くて スピードも出て岩のごつごつした所に当たって怪我をしそうな感じ 私も初級コースを何回か滑って断念した 息子は100回くらい滑っていたんじゃないだろうか? どこも痛くならず満面の笑みで滑っていた ここは子供の頃に来れたらすごくすごく楽しかっただろうなあと 息子が羨ましくなった

夜の動物園

毎年夏にやっている夜の動物園に友達親子と行ってきた 友達がツイッターでよかったとつぶやいていたのを見て 急に行きたくなり行ったのだけれど・・・ 裏門から入ったせいか最終日なのにのんびりムードで近所の人が夕涼みにきている雰囲気 だんだん日が暮れていって暗くなる動物園はなかなかよかった 時間が足りなくて爬虫類館とパンダしかちゃんと見れなかったけど また来年も来れたらいいな 久しぶりに見たパンダは大きくてダラッ~としていたけど、かわいかった 息子は義捐金になる団扇を買いたいと言って照れながらお姉さんにお金を 渡していた

お囃子

今年の5月くらいから息子はお囃子を始めた 決まった衣装をきてひょっとこのお面をかぶって踊るのだけれど お面をかぶって踊っている間は子供達は神様になる 不思議なものでお面をかぶった子供達はいつもと何か違っている 何かが憑依してるような空気が流れるのだ 今年は震災もあってお祭り自体もやるかどうかわからなかったそうだ 「がんばろう日本」の垂れ幕をのせて山車は街をねり歩いた 祈りが遠くに届くといいなと山車をひっぱりながら思った

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