うつくしい かたち/丸山由佳里

第10回 paper doll

まるやまゆかり/Mパターン研究所 デザイナー&パタンナー
福島県生まれ。アパレルメーカー数社に勤務後、その経験を活かし、
夫とともに、1999年Mパターン研究所を設立。
「せっかく作るなら、既製服よりも美しい服を」をテーマに、
知識や技術のない初心者でも、プロのシルエットの服を仕立て上げられる、
パターン(型紙)とテキストを企画・販売している。
夫と娘の3人家族。
http://www.m-pattern.com/

 

まっさらな目で見ることから始まる世界。
気付いているようで、まだ気付いていないこと。

 
第10回 paper doll (2013.01.17)

手でつくることって難しい?

大変?

なにか用意しないと。

いえいえ、そこにあるもので、想像以上のものがつくれます。

娘がペーパーナプキンでなにやら人形を作りはじめました。

こんな寒い夜には、ふたりからだをくっつけて、テーブルにあるもの、

みかんの皮や紙、そこにあるものを使って遊びます。

ペーパーナプキンで作った人形は気に入らないようで、

ティッシュで作ってみると、前よりも華奢な感じにみえました。

「のりやテープは使わないの。ティッシュだけで作るのがいいんだよね!」

遊びのときのルールみたいに制約を決めて、

その中でめいっぱいよく作ろうと考えることで、より楽しさが増します。

ティッシュを細かく裂いてねじり、こよりを作ってスカートにギャザーをよせて、

いつしか私の方がのめりこんでいきました。

娘には、こよりを作るのが難しいらしく、最後はふたり共同で作り上げました。

作り上げてみて、とても可愛いねと、また感動しました。
 

 

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