カンボジアの万能布、クロマー/クロマニヨン

第8回 カンボジアの工房2

クロマニヨンは、クロマーと、カンボジアの人たちの笑顔に魅せられた
”布好き”、”旅好き”、”暮らし好き”の3人
(中村夏実・江波戸玲子・森田わかな)で活動しています
http://www.krama100.com/

販売ページはこちら

クロマー(krama)は、カンボジアで手織りされてる長方形の万能布です。

第8回「カンボジアの工房2」(2011.11.04)

こんにちは。
日増しに秋も深まり、朝夕は肌寒く感じますが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
クロマニヨンは、9月から展示会シーズンがはじまり、今年も各地で展示会をしています。先日は東川口のカフェギャラリー・センキヤさんでチクチクさんとのコラボ展を終えたばかり。その模様をblogに何回かにわたってアップしていますので、お暇あればご覧くださいね。

11月1日~5日までは葉山のHOUSE1891で5days 5 hours 。
クロマニヨン、ポンナレットの商品セール価格で販売します。
てのひらワークスさんも参加しています。
1,4日はフリーマーケット「よろずや江波戸」同時開催です。

その後11月8日~12日は、 船橋のfripon friponneさんで
「クロマー 暮らしの布展」開催
します。
どちらもお時間あえばぜひお出かけください。

さて。
前回からはじまったカンボジアの工房の紹介ですが、
2回目はカンボジアの南端、海沿いの避暑地Kampotにある「PTCカンポット」
という工房の様子をお届けします。

PTC kampot

カンボジアの南、海沿いの風光明媚な避暑地、カンポット州にある職業訓練センター。
ここの織物コースでは、カンポットや周辺の州から生徒達が集まり衣食住を共にしながら染め織りを学んでいます。
彼女たちはいずれ、村に帰って生計を立てていこうと考えていますが、現実は道具を揃えることも、売り先を見つけることも大変なこと。
綿の糸はきれやすく、糊付けしても高度な技術を要しますが、PTCでは技術を学んだ生徒の作るクロマーを販売をしています。
こちらのクロマーは、全て草木染め・綿100%です。
またガーゼのようにゆるい織りで薄手なのが特徴。
天然染料のニュアンスカラーが美しい、無地のクロマーを中心に、モダンな色合わせのボーダーや大柄な多色使いのチェックなども素敵です。

↑染め織り担当の先生方とスタッフの方たち。
2011年3月までの6年間はJICAのサポートがありました。

 

↑楽しげに機を動かす織りコースの先生

 

 

↑車輪を利用した糸紡ぎ。糸染めから織りまで生徒1人1人が責任を持って担当します。

 

↑糸染め。 染料となる植物や果物の皮を乾燥させ、細く砕き長い時間をかけて煮出し、
染めていきます。

 

↑経糸かけは最初の大仕事。一機は120m{経糸の長さ)あります。

 

↑緯糸(よこいと)として使う糸と杼(ひ)

 

↑先生のノートにはクメール文字が。

 

↑工房の一角で、クロマーを1枚づつ検品。
品質管理などは最初なかなか難しいものがありましたが、
今では、より房の処理なども格段に綺麗に。
何度も通い、日本での展示会の様子を見せ、こちらのオーダーにそって織ってもらうことも試しましたが、 職業訓練校なのでオーダーに応えながら織るのはなかなか難しいこともわかりましたが、 カンポットのクロマーはここにしかないざっくりとした風合いで人気があり、 私たちもここのクロマーがとても好きなので、今後も継続的に扱わせてもらうつもりでいます。
そうそうおまけ。

↑カンポットはシーフードも名物。新鮮でとびきり美味しいのです!
あとドリアンも産地。私は両方とも大好物なので、ここに来るのはとても楽しみなのです。
次回はGOELというプノンペンと、タケオ州で活動する工房を紹介します。

 

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