カンボジアの万能布、クロマー/クロマニヨン

第4回 光おどるカンボジア

クロマニヨンは、クロマーと、カンボジアの人たちの笑顔に魅せられた
”布好き”、”旅好き”、”暮らし好き”の3人
(中村夏実・江波戸玲子・森田わかな)で活動しています
http://www.krama100.com/

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クロマー(krama)は、カンボジアで手織りされてる長方形の万能布です。

第4回  光おどるカンボジア(2009.07.03)

「光おどるカンボジア」森田わかな写真展 ’09.05.24~07.24

5月24日 (日)から、箱根の天山湯治郷(てんざんとうじきょう)で、
カンボジアの写真展を開催しています。
天山湯治郷内に、「風だより」という自然に囲まれた風情のあるギャラリーがあるのですが
そちらで私、森田わかなが昨年夏カンボジアで撮影したフィルム写真40数点を展示しています。

昨年の春、鎌倉ジャックと豆の木でのはじめての展示会のとき、
私たちの活動と展示会のことが
朝日新聞湘南版で紹介され、
それを見てくださった天山の総括店長のKさんが、展示会にいらしてくださり、

クロマーを紹介するために展示していた私のカンボジアの写真を見て、

「うちで写真展をやりませんか?」と声をかけてくださったのがきっかけでした。

そのとき師匠との出会いもあり、次のカンボジアでは師匠から譲り受けたフィルムカメラを手に、
昨年8月の1ヶ月間、カンボジア中をまわってきました。

一人でバスか電車か、のローカルな旅を覚悟していたのに、

この時の旅はまた、ギフトのような出会いに恵まれ、

カンボジア政府のシルク復興プロジェクトに
ご好意で同行させてもらえて、
(カメラを持っていたのでジャーナリストとして紹介されました)

ふつうでは行けないような様々な場所に行けたのです。
移動にいちばん適した四駆の車で、びゅんびゅんと。

道すがら、カンボジアのシルクやコットンについて話をし、クロマーの話をし、
私たちの活動の話をしていたら、
同行した皆がいたく興味を持ってくれ、
行く先々で現地の織りの村を訪ね、
それぞれの地域の特色あるクロマーを見せてもらえました。

そして私がこの旅のもうひとつの目的にしていた、カンボジアのオーガニックコットン。

きっかけをつかめれば、と思っていたぐらいだったのに、
出会えたのです。
これは本当に素晴らしい収穫でした。

カンボジア産のオーガニックコットンのクロマーをつくりたい、というのは私の夢でした。

以前は日本に綿を輸出していたこともあるほどの綿産出国だったカンボジアですが、

内戦後はコットン畑はことごとく破壊され、手間がかかる割にお金にならないというので
自国産のコットンは市場でもどこでもみかけることはできません。
農民は生きることにせいいっぱいで、
育てるのが楽でお金になる作物をつくります。
楽さをとって、以前はつかっていなかった農薬をどんどん使って。。。
コ
ットンはもとより、「オーガニック」の貴重性を理解することすら難しいのです。

なので、だれに聞いても「そんなものはない」「今はだれもやってない」
「難しい」と聞いていたのですが、あったのです。

それが、話をしてるうちに、偶然が重なり、カンボジアでオーガニックコットンの畑をつくり、
手紡ぎ糸を生産するプロジェクトをはじめたばかりのひとたちに出会うことができたのです。

そしてその主要メンバーの半数は私たちのような、個人の日本人の方たちだったのです。


さっそくお会いして話をしてみると、カンボジアに対してや、
活動への根底にある思いがとても似ていて
お互いに補えあえると直感で感じました。

この時の出会いで、少数ですがカンボジア人にも、環境やものづくりへの先進的な考えをもっている人達がいることがわかり、
またそのひとたちの元で働く人達は、
その考えに賛同して協力していることがわかり、嬉しくなりました。

このプロジェクトはゆっくりですが、よいかたちで進行中です。
ひとつひとつの点がつながって、線になるように、クロマーの活動は広がっていき、

また写真の専門家でもない私がこうして写真展を開けたのですから、
ほんとうに
ご縁の不思議さを感じずにはいられません。

クロマーをきっかけにはじまった、カンボジアに関わるのさまざまな活動は、
私1人ではなしえないことがたくさんで
大きな存在に見守られ助けられてるように感じます。

展示会初日は雨にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただきました。

この日、来てくださったお客さまをお迎えしながら、カンボジアのさまざまな話をしたり、
「昔の日本のようだ」と昔話を伺えたり、
楽しいひとときを過ごさせていただきました。

そして、初日、写真が売れたんです。
展示して見てもらだけで十分なんて思っていたので、感激というかびっくりというか、、、
ひとりめは
八王子からいらしたご夫妻のだんなさまで、
「子供のころを思い出した。」と、
6人乗りでバイクに乗るカンボジア人の家族の写真を購入してくださいました。

種子島で5人兄弟で育って、おとうさんが同じようにしてくださったのだそう。

もうひとりは
「子供のころの私そのもの!これ見ていたらあと10年も20年も生きられそう」といって、
カンボジアのこどもたちの笑顔はじける1枚を購入してくださった、
92歳のおばあちゃま。
この写真をきっかけに、
次から次へと昔の記憶が映画のように蘇ってきたわ、
とたくさんのお話しを聞かせてくださいました。

(この方はのちに天山の会長さんだと言うことがわかって2度びっくり!だったのですが)

自分の撮った異国の写真で、こんな素敵な出会いがあって、喜んでいただけて、
これ以上嬉しいことってあるのかしら、と。

みなさんの、きらきらした子供時代の思い出を伺えたばかりか、写真が売れるなんて、写真展も何もはじめてのことでしたので、本当に感激。

嬉しくて、お話しを伺っていたら自然と涙が出てきてしまいました。

準備は思った以上に大変で、写真展前の1週間は睡眠時間合計20時間ほどとかなり過酷でしたが、みなさんの暖かい言葉にすべて報われた気がします。

師匠椎名さん、天山のみなさま、クロマニヨン夏実さん、玲子さん、そして似季、お世話になった方々みなさまに、あらためてお礼をいいたいです。

本当にありがとうございます。

オープニング記念に永田砂知子さんの波紋音(はもん)コンサートを開催していただきました。

窓を開け放って、バックに箱根の緑を眺めながらの雨音と波紋音のハーモニーは、
幻想的でとても美しいものでした。

波紋音、私ははじめて聞きましたが、その場の空気が浄化されるような、すばらしい音色でした。
永田さん、ありがとうございました。また機会があれば聞きたいです。
この音で踊るのも、すごく気持ちよさそう。

DMより
「2008年夏、大きなフィルムカメラを抱えて、
5回目となるカンボジアの旅に出ました。
無垢な笑顔と光おりなす風景がことさら美しく、
あぶなっかしいほど元気なこの国で、私はいつも瞬間瞬間を生きる彼らのワザに
心奪われるのです。

その旅の写真を、箱根の「天山湯治郷」で見て頂けることになりました。
自然豊かな山あいにある、風通しの良いギャラリーです。

天山の日帰り温泉を楽しみがてら、立ち寄っていただければ幸いです」

天山湯治郷 てんざんとうじきょう
*ギャラリー「風だより」 OPEN 9:00~21:00 無休(定休日なし) 
営業時間 9:00~23:00 (受付~22:00)
入館料:大人1,200円(入湯税・消費税込) 子供630円(消費税)1歳から小学生まで
Tel:0460-86-4126
〒250-0312 
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208
●お車で行くには
国道1号を箱根湯本駅の手前三枚橋を渡り,箱根 旧街道約3km、バス停奥湯本入口前。
●電車・バスで行くには 小田急線箱根湯本駅より、箱根登山バスで約6分、 奥湯本入口停留所 下車、徒歩約3分。湯本駅前から旅館組合の巡回バスもご利用ください。 片道100円

開催から1ヶ月が過ぎ、先週末も3日間滞在してギャラリーに在廊していました。

天山はすばらしい自然に囲まれていて、いい気がめぐっている土地。

雨の日もとても雰囲気があって素敵なのです。

もう鑑賞会は終わってしまいましたが、この時期はほたるも見れるんです。

私たちが滞在してたときは、露天の温泉の竹林にほたるが数匹飛んできて、感動しました。

ほたるを初めて見た似季も大喜び。

ギャラリーからの眺めがすばらしく、なにもせず、座ってるだけでとてもおちつきます。

天山のやわらかい温泉であたたまったあとに、涼みにたちよってくださる方がたくさんいるのがうなづけます。
数日滞在するときは
こちらの宿泊施設「羽衣」にお世話になっています。

美しい山の緑を眺め、河野せせらぎの音を聞きながら過ごし、
自然の地形を生かした温泉につかり、食事は玄米菜食。
めちゃくちゃ私好みで最高でした。

こちらもとてもおすすめです。

都会を離れ温泉につかってゆっくりしたくなったら、どうぞ遊びにいらしてくださいね。

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