Fint/sooki

第4回 våfflor med hjortronsylt/ワッフルとクラウドベリージャム

sooki/スウェーデン・マルメ在住。

生活実用書の編集者を経て渡韓、渡豪。
帰国し東京を拠点にフォトライターとして活動後、
結婚を機に 2011年10月よりスウェーデン最南端の町 Malmö に暮らす。
現在はヘムスロイド協会の活動に参加しながら
各国での生活経験と特技の家庭科を生かし、
食と手仕事の提案に勤しむ日々。

 

 

食卓の出来事、スウェーデンの台所から。

 

第4回  våfflor med hjortronsylt/ワッフルとクラウドベリージャム(2013.08.20)

 

ご無沙汰しております。
日本は残暑厳しい季節でしょうか。

私はやっと、行ってきました。念願の場所に。

夏のみ営業と知りながら、でも少し遠いのよね(片道3時間弱)
なんて言い訳してる暇もないほど短い北欧の夏。

きっとベルギー風で、それが当たり前だと思っていたワッフル。
スウェーデン風はもっと薄くてサクサクと
熱々のうちにホイップクリームとジャムをのせて食べるのが定番で
家庭でも一家に一台ワッフル焼き器が正解のようです。

しかし私、今まで食べた数回はすべて
“甘くて軽く、曖昧なわりに高カロリーな食べ物”という壁を越えられず、全敗。

そして、今回向かった先。

no3_1

創業1907年という、歴史あるワッフル専門店は
草花と小川のせせらぎに囲まれた、おとぎ話のような世界。
「何枚でも食べたくなる」と聞いていた、噂のワッフルです。

no3_2

注文した Hjortronsylt は

Hjortron(ユートロン) = クラウドベリー
sylt(シルト) = ジャム

ベリー類が豊富に実る北欧でも
ごく一部地域でしか育たず希少な存在とされるクラウドベリーは
酸味が少なく、種のツブツブとした食感が特徴で
菓子類だけでなく、ヨーグルトやチーズなどの乳製品にも。

少し厚めに香ばしく焼かれたワッフルと一緒だと
それは迷いのないおいしさでした。
お店の雰囲気含め、こんなに威風堂々とした素朴には
なかなか出会えるものじゃない気がします。

道中共にした3人、各自2枚ずつ完食。
お腹いっぱいだけど、もっと食べたかった。
来年の夏、また来たいな。

 

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